調達・購買業務の正しい評価、担当者のモチベーション向上に
「調達担当者の360度評価」

多くの企業が、調達・購買業務は、コスト削減額やKPIでは図れない事には気づいているものの、他に変わる方法が見つからず、頭を抱えています。

調達・購買業務が、コスト削減額やコスト抑制額で測れないのは、これらが担当者の努力によるものか、市況やサプライヤの努力など他の要因によるものかの区別をつけられなかったり、何が適正な価格かが明らかでなかったりする事によります。また、コスト削減の結果が出てからでは、それが不十分であっても、調達・購買をやり直す事はできません。

また、調達・購買業務は、個々の調達・購買活動の目的・内容が毎回異なっており、繰り返し業務の評価・マネジメント手法であるKPIによる管理にも向きません。

誤った評価手法での評価・管理は、指標の定義を巡る不毛な議論や、その結果に一喜一憂し、その改善に右往左往しても、適正なモノを適正な価格で適正なサプライヤから買えませんし、貴社のキャッシュフローに実のあるインパクトも得られません。誤った評価・管理は、担当者、部門のエネルギーを浪費させ、時には、サプライヤと結託して高い見積を持ってこさせたり、そこまでの悪意がないにしても、評価項目にない品質評価やリスク管理の対策で手を抜くなど、担当者や部門を望まない方向に、誘導してしまいます。

一番良くないのは、誤った評価・管理で担当者を疲弊させ、そのモチベーションを低下させてしまう事です。担当者の裁量が大きい調達・購買業務においては、担当者のモチベーションを高く維持し続ける事は、調達・購買業務で高い成果を上げていくのに不可欠な要素の一つです。

調達・購買業務の正しい評価、マネジメントは、担当者のモチベーションの維持、向上につながります。調達・購買業務の正しい評価の一つの切り口として、調達担当者の360度評価があります。

360度評価は、通常行われている上司だけの評価ではなく、部下や同僚、関係他部門、取引先や顧客などの評価も集めて多方面から人材を評価する制度です。360度評価は、GEなどでも人材育成に使われている手法です。

調達業務はざっくり述べると、(1)取引先の開拓 (2)見積・取引先の評価・選定 (3)取引先候補との調整 (4)品質管理、ユーザ部門などとの社内調整の4つに分かれます。(1)(2)は、アウトプットを見れば、担当者のスキルレベル、パフォーマンスを、管理者が評価できますが、(3)(4)は、たいてい担当者のみで取引先候補、関係部門と行いますので、そこで正しいやり取りが行われていたのか否かは、管理者には分かりません。かといって、これらすべての打ち合わせに管理者の同席を求めては、業務が回りません。

加えて、取引先候補や社内との仕様、取引条件などの調整は、調達の成果に大きく影響を与えると共に、非定型業務のため、個人差が結果に大きく影響を与えます。

取引先候補、関係部門を対象に、調達担当者の調整能力について360度評価を実施する事で、それについての客観的な情報が得られます。

しかし、360度評価も他のツール同様、万能でありませんし、使い方を誤れば、効果が出ないどころか、逆効果を与える事もあります。実際に、GEで成功しているからと、安易に360度評価を導入した企業で、正しい評価情報を得られなかったり、360度評価の結果のみを頼りに誤った人事効果を行ったりといったケースが重なり、360度評価に批判的な意見も少なくありません。

弊社では、貴社がこうした失敗に陥らないよう、360度評価を導入して躍進をはたした企業が開発した360度評価のSaaSサービスを紹介しています。この企業は、売パチンコやカラオケ、飲食などの娯楽施設を複数店舗展開しています。パチンコやカラオケなどの娯楽施設運営は、俗に3K業種といわれるきつい職場ですが、毎年リクナビで約1万人がお気に入りに登録する人気企業で、この数字は、一部上場の有名外食チェーンや全国展開をする大手小売業など、他の多くの大手企業を上回っています。

同社が3K企業にも関わらず、多くの人材を惹きつける理由の一つに、能力主義の徹底がある事が、採用された新卒のアンケートから明らかになっています。能力主義を標榜する会社は多くありますが、その裏づけを明示できる企業はあまり多くありません。同社は、360度評価を軸にアルバイトも含めた人事評価制度を作り上げ、実際に顧客を中心とした組織を作りあげている事が採用応募者、社員から評価されているようです。

360度評価の導入にあたっては、評価項目の設定、評価先の選定や、評価対象者や評価者への取組みの目的の理解の徹底が必要など、非常に手間が掛かります。。また、評価者が安心して評価できるよう、誰がどの評価をしたかが評価対象者に明らかにならない工夫が必要です。そうした観点から、第三者の評価集計ツールを絡めるのが有効です。

弊社では、単にこの360度評価集計ツールを紹介するだけでなく、お客様のご要望に応じ、弊社のみならず、この360度評価の開発元で、実際に導入し、成功している企業の経験・ノウハウも交えた導入・活用コンサルティングも合わせて提供可能です。

どのように360度評価を調達担当者の評価に組み入れるかについてのご質問ご相談があれば、こちら もしくは03-4500-1342(代表)宛にお気軽にご連絡下さい。

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