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【環境調達.com 第46号 2010.5.13】
本業を通じた環境経営:自転車通勤を制度化-ゴールドウィン

【申し込みが30社を突破!ストラテジックソーシングベンチマーク調査と
「ストラテジックソーシングスコアカードの活用で、調達・購買部門のベ
ストプラクティスを取得」勉強会のご案内】

弊社では、先般ご案内した通り、調達・購買業務のあるべき姿と日本の現
状、各社様の状況を明らかにする目的で、戦略調達(ストラテジックソー
シング)スコアカードを開発し、現在、この戦略調達スコアカードを用い
て、幅広い規模・業種を対象としたベンチマーク調査を実施しています。

既に、30数社以上から申し込みを頂いていますので、面白い集計、分析が
できる手ごたえを感じておりますので、是非ご参加頂きたく、よろしくお
願い申し上げます。

参加手順は、まず、お名前、所属企業・団体でのメールアドレス、貴社名、
部署名、電話番号を明記の上、タイトルを「戦略調達ベンチマーク調査申
し込み」として、このメールへの返信で構いませんので弊社宛にご連絡下
さい。折り返し、弊社より、ベンチマーク調査票とその後手順につきご案
内申し上げます。2010年7月を目処に、集計・分析結果を調査参加者に配
布する予定です。

提出頂いた内容は、調査の集計・分析に活用されるのみで、個別に外部に
公表することは決してありません。もしご要望があれば、守秘義務契約を
締結させて頂きます。

戦略調達スコアカードならびにベンチマーク調査の詳細は
http://www.samuraisourcing.com/service/benchmark.html をご覧下さい。

また、この度、このストラテジックソーシングスコアカードを用いて、調
達・購買業務のベストプラクティスは現在どのようになっているのか、貴
社がどの辺りにあるのか、それをベストプラクティスに近づけていくには
どのようにすればよいのかを自己評価する方法を研鑽する「ストラテジッ
クソーシングスコアカードの活用で、調達・購買部門のベストプラクティ
スを取得」勉強会を開催します。

■開催日程:6月2日(水)19:00~21:00
■アジェンダ概要:

1.戦略調達・ストラテジックソーシングとは

2. 戦略調達スコアカードの裏にあるフレームワークと、診断結果のサン
  プルレビュー

3.各23診断項目の解説と改善アプローチ
1) 全社的な調達戦略と調達機能の確保
2) 材別の調達戦略の立案能力と実行力
3) 調達の成果を上げるための手法
4) IT・ツールの活用

4. 勉強会参加社者の回答集計などを用いた診断結果の読み取り

5.戦略調達スコアカードの応用的利用方法

※アジェンダは状況により多少変更する場合がございます。悪しからずご
了承ください。
        
■開催場所:PE&HR社 hanzomon office(INSIGHT NOW!セミナールーム)
東京都千代田区麹町1-12-12 HOMAT hanzomon 4階
(東京メトロ半蔵門駅徒歩2分)
http://www.insightnow.jp/blogs/id/52

■参加料金:
・モニター特別価格:8,000円(税込)
・インタビュー掲載ご了承価格: 6,500円(税込)
【通常価格:15,000円(税込)】

■勉強会参加者特典

本勉強会の参加者の方々には、戦略調達ベンチマーク調査の参加者同様、
7月に配布を予定されているこの調査の集計・分析結果をもれなくお届け
しますが、それだけではなく、本勉強会参加者の方々限定の以下の特典
をご用意していますので、是非、ご参加頂ければと存じます!

・自主改善に必要となるスコアカードの構築フレームワーク
・調達・購買部門360度評価などのスコアカードの応用的利用方法
・希望される時には、弊社による貴社のスコアカードの総合評価、改善
方法の無償アドバイス

■詳細ならびに申し込み方法:
勉強会の詳細の確認と申し込みはこちら⇒
https://www.insightnow.jp/communities/application/71

(※webメディアのINSIGHT NOW!様主催のため、参加にはこちらへのユー
ザ登録(登録無料)が必要となります。)  

当調査や勉強会に関する質問などがございましたら、このメールへの返信
で構いませんので弊社宛ご連絡下さい。

※尚、今回の調査ならびに勉強会は、所属企業・団体の調達・購買・物流
関連業務に携わっている方向けに行っているため、企業・機関・団体様を
特定できない場合や、コンサルティング会社、ソリューション提供会社な
ど同業他社様からの申し込みにつきましては、お申し込みをお断りさせて
頂く場合がございますこと、ご了承願います。

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【環境調達.com 新着トピックス】

スポーツウェアメーカのゴールドウィンが、エコ通勤の促進を目的に、自
転車を正式な通勤手段として認める社内制度を始めました。
(出所:2010年5月6日付 同社プレスリリース)

同社は「GOLDWIN」「SCOTT」の2ブランドで、自転車および自転車関連商
品を販売しており、同社がエコ通勤の促進として自転車通勤の促進に取組
むことに、非常にストーリー性、説得性があります。

最近、企業の社会的責任を問うCSRや、社会問題や環境問題などへの取組
みをマーケティングや商品・サービスの販売に活用するコーズマーケティ
ングが取り沙汰され、色々と社会貢献活動に取り組む企業やカーボンオフ
セット商品やNPOなどへの寄付付き商品などを出す企業が出ています。

しかし、それらの中には、「なぜその会社がそうした取組みを行なうのか」
関連性が見えず、「その前にもっとやるべきことがあるのでは?」と疑念
を持たざるを得ないケースが多々あります。

カーボンオフセット商品を例に取ると、まだまだ自社でCO2の削減はある
だろう企業が、そうした努力を行なわず、安易に排出権を買って、いきな
りカーボンオフセット商品を出しても、まったく魅力が感じられません。

そもそも、CO2削減と環境負荷低減はまったくのイコールの関係にある訳
ではないので、排出権を活用したCO2削減については、その目的の優先順
位づけが果たして正しいのか、いまだに疑念を感じざる得ません。

企業は、社会にある問題解決や新しい価値提案を事業として行い、それ
らをお客様から認めて頂くことで利益を上げ、その利益を次の問題解決
や価値提案に向け再投資することで継続して社会に価値を提供していく
のが存在意義です。

本業から離れたCSR活動で社会に貢献するというのは、企業にとっては副
次的活動であり、副次的である故に中途半端な形で終わってしまい勝ちで
す。本気で社会貢献したいのなら、その活動を主目的とした企業、NPO法
人などの団体を組織して取り組まなければ、実のある成果を上げることは
難しいでしょう。

利益と社会正義という、時には二律背反するような目的を、脈絡もなく同
時に複数並べては、お客様や社員からの求心力が得られないどころか、言っ
ていることとやっていることが異なっていたり、社会貢献活動や環境負荷
低減の活動が全事業活動の内の微々たるものの時には、「きれいごとばか
り並べて」とお客様や社員からの反発やシラケを生み、逆効果にすらなっ
てしまうこともあります。

こうした反動を考えると、幾ら世の中のためになることであっても、中途
半端な活動ならばやめた方がよく、やるなら徹底してやる、徹底してやる
覚悟がない、できないならばやらないとはっきりさせた方が、経営にとっ
ては効果的です。

そうした意味では、自転車および自転車関連用品ブランドを持つゴールド
ウィンがこうした取組みを行なうというのは、説明が付きやすく、お客様
や従業員にとっても、ストンと腑に落ちます。

逆に以外だったのは、同社によると、ゴールドウインによると、この制度
はスポーツ業界初とのことです!

その理由は、実は、この取組みは、導入する企業にとっては乗り越えなけ
ればならないハードルが高いものだからかもしれません。まず、この制度
を利用している社員が事故を起こしたり、飲酒運転で捕まるといったこと
が懸念されます。また、会社に着いた後、勤務中の自転車の保管。自社の
前に自転車が並び、一般の方々の通行に迷惑を掛けてしまったら、よいこ
とをしているつもりが、独善になってしまいます。細かい話ですが、雨や
雪、もしくは強風など自転車での通勤が困難な時に、この制度を利用して
いる社員は、それでも自転車で通勤しなければならないのか、そういった
日は電車など他の公共交通手段に切り替えると、自腹を切らなければなら
ないのかといった問題があります。

同社では、こうした課題に対し、飲酒運転や過労運転など7つの禁止事項
を明確に定め、ヘルメットやグローブの着用、任意保険の加入の義務づけ
など、制度利用者の安全や他の通行者への迷惑が生じないよう配慮してい
ます。勤務中の駐輪の問題については、本社ビルの地下1階に駐輪場を用
意しました。自転車通勤者にも、通勤距離に応じた通勤手当を支給される
ので、悪天候の中や付き合いで飲酒の予定がある時などは、無理をせず、
代替の交通手段を利用できます。

よく考えると、ここで懸念されている問題は、制度がなくても、実際には
起こりうる問題です。それを社員の自己責任とするより、会社として受け
皿をしっかりと用意し、そうした事態を未然に防ぐ方が、経営としてより
優れているのは明らかです。

恐らく、こうして制度化して、制度利用者を会社の顔として立てた方が、
制度利用者にも強い自覚が生まれ、より責任のある行動を取り、問題の起
こる確率は大きく減ることでしょう。

駅前や繁華街で所狭しと並んでいる駐輪自転車、歩道を我が物顔で走る自
転車、歩道を避けて走ろうとすれば、車道を走らなければならない道路環
境、こうした現状を見ると、環境負荷を低減として人気が増えている自転
車ですが、日本ではそうした自転車の利用が文化として社会に定着してい
るとは言えません。事故や運転マナーの問題を恐れて、問題から目を背け
るより、そうした問題に正面から取組み、自転車文化を築いていくという
同社の姿勢は、自転車用品ブランドメーカとして、非常に好ましいもので
す。

加えて、対戦相手への挑戦、記録への挑戦、自分への挑戦などスポーツは
色々な意味で「挑戦」といえるでしょう。スポーツメーカが挑戦する姿勢
を失っては、それらの会社が提供するブランドも色あせて見えてしまいま
す。

そうした意味からも、色々な困難が想定されるにも関らず、果敢に環境負
荷低減の取組みに挑戦する同社の姿勢は、そのブランド価値を高めること
にもなるでしょう。

環境負荷の低減は非常に間口の広いテーマです。環境負荷の低減と、商品・
サービスの開発から、原材料の調達、製造、物流、販売、メンテナンス、
回収・廃棄処分に至るまでの各事業プロセスとを掛け合わせて見ていくと、
関連性の薄い社会貢献活動にお金を使うよりも、環境負荷の低減だけでも、
本業を通じて社会に貢献する方法は幾らでもあることが分かります。

今回のゴールドウィンの取組みのような、本業を通じ腰を据えて社会に貢
献する活動に取り組む企業が増えていくことを望みます。

※以上は、掲載企業からの情報や一般に公開されている情報を基に、参考
情報として、弊社の視点で編集したものです。掲載企業との取引や契約に
ついては、あなたの判断に基づき行って下さい。掲載企業との取引や契約
についてのトラブルについては、弊社では一切責任を負いませんので、あ
らかじめご了承下さい。

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【貴社の取組事例や優良サプライヤ様を無料で応援させて頂いています】

弊社では、企業規模やブランドに関わらず、本当に良いモノが売れる社会
に微力ながらでも貢献したく、弊社が評価する環境負荷を低減する商品・
サービスの開発事例や優良サプライヤ様について、この環境調達.comや、
弊社のお客様や調達・購買部門の方々などに対する弊社からの情報発信を
通じて無料でご紹介させて頂いています。

是非、貴社の環境に配慮した優れた商品・サービスの開発事例や優良サプ
ライヤ様について、情報をお寄せ下さい。

弊社が応援するのは、

1.既存の商品・サービスに対して競争力を持つこと
2.実際に環境負荷を低減するもの
3.環境負荷の低減効果を証明できるもの

といった条件を満たす商品・サービス、サプライヤ様です。

この三点を弊社が評価できるものであれば、お寄せ頂く情報の様式は自由
です。環境負荷を低減する優良商品・サービスの開発事例やサプライヤ様
の情報は、このメールにご返信頂くか、ms1@samuraisourcing.com宛にお
送り下さい。評価やご紹介にあたって料金は頂戴しませんので、是非ご連
絡頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

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弊社では、先般開催し、高い評価を頂いた「どこから始める調達・購買コ
スト削減?」セミナーテキストの無料配布を開始しました。

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コスト削減セミナーテキスト希望」として、

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    * お勤め先メールアドレス
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をご記入の上、ms1@samuraisourcing.com 宛に、もしくはこのメールの返
信にてお申し込み下さい。

※当資料の配布は、調達・購買・物流関連業務に携わっている方向けに行っ
ているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、コンサルティン
グ業やソリューション提供業の方の申し込みについてはお断りさせて頂き
ます。ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

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社サイトにご登録頂いた方に限り公開しています。詳細はこちら⇒
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いる方向けに行っているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、
同業他社様からの申し込みにつきましては、お申し込みをお断りさせて頂
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説。調達・購買業務とそのマネジメント、コスト削減・経費削減のヒント
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【編集後記】

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

私は自転車よりもジョギング派です。会社にジョギング通勤したいと思
うのですが、シャワーや着替えを置く所がないと、なかなかできません。
スポーツジムをそうした用途に使うという方法もありますが、その会費
も馬鹿になりません。社長、ウチでも、ジョギング通勤制度作りましょう!
(山本)

「ウチはスポーツブランドメーカではなく、支出管理会社なので...」
(中ノ森)

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【環境調達.com】
■発行者 株式会社 戦略調達 中ノ森 清訓
 www.samuraisourcing.com
■発行日 毎週木曜日+随時
■創刊 2009/6/22
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