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【環境調達.com 第101号 2011.7.14】
発電する配管 - パナソニック

【環境調達.com 新着トピックス】

東日本大震災以降のエネルギー行政の迷走によって俄かに降って湧いた日
本全国における電力供給不安、これからは節電のみならず発電への関心も
高まるだろう。

発電といえば、太陽光、風力発電が注目されているが、今回はちょっと変
わり種、パナソニックが開発した発電する配管を紹介する。

パナソニックは、同社曰く、世界初となる熱発電チューブを開発した。こ
れに用いた原理を利用することで、お湯を流す配管での発電が可能となり、
試作した長さ10cmのチューブで1.3Wの電力を取り出すことに成功したとい
う。

このチューブの発電原理は熱エネルギーを電力に直接変換する熱電変換と
呼ばれる発電技術で、材料の両端に温度差を生じさせ、熱エネルギーを電
力に変える。温度変化をもとに発電する現象は、発見者の名前をとってゼー
ベック効果と呼ばれる。この技術による発電方法は、タービンのような可
動部がなく、二酸化炭素等の排出もないため、クリーンエネルギーの一つ
として期待されている。

これまでも温泉熱を利用した熱発電の取り組みはあったが、それらは配管
の外側に熱電変換素子を貼り付けて配線しているため、熱を取り込む際の
ロスが大きく、信頼性にも課題があった。

パナソニックは、熱発電素子の構造を工夫し、熱の流れにくい熱電変換材
料と熱の流れやすい金属とを傾斜して交互に積層し管状にした単純な構造
で発電させる原理を考案した。これにより配管そのものに発電させること
ができるようになった。(同社の当件のプレスリリースの下部に、この原
理の説明図がある⇒ http://bit.ly/liXVfv

今回の開発により、製法が簡単かつお湯を流す配管などにそのまま使える
チューブそのものでの熱発電が可能となった。これにより、複雑な配線が
不要となり、熱の取り込みロスも減り、同社の実験では、従来の方法に比
べて4倍の発電量を達成したという。

太陽光や風力などと比較して天候などに左右されず、急激な出力変動がな
い安定した再生可能エネルギーとして地熱・温泉熱の活用が期待されてい
るが、温泉との競合もあってあまり開発が進んでいない。同社は、この開
発したチューブが泉源からのお湯をわき水などで冷まして適温にする所な
どで用いられれば、発電と温泉を両立できるようになり、新しい熱発電シ
ステムにつながると見ている。

この新しい技術が制約を取り払い、今まで活用されなかった熱源の発電利
用に道を開くことを期待したい。


※以上は、掲載企業からの情報や一般に公開されている情報を基に、参考
情報として、弊社の視点で編集したものです。掲載企業との取引や契約に
ついては、あなたの判断に基づき行って下さい。掲載企業との取引や契約
についてのトラブルについては、弊社では一切責任を負いませんので、あ
らかじめご了承下さい。

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【2011年(第2回)ストラテジックソーシングベンチマーク調査のご案内】

昨年実施された第1回調査では、東証1部上場企業も含めた様々な規模や業
種の企業26社、28名の方々から参加を頂いたストラテジックソーシングベ
ンチマーク調査につき、第2回調査を実施します。

この調査は、弊社が開発したストラテジックソーシングスコアカードを用
いて、統一された評価項目、評価軸を基に、幅広い企業の調達機能の現状
についての情報を集めることにより、日本の調達業務の現状を把握すると
共に、参加企業に日本全体や業種の中での自社での調達機能の強弱の判断
に資する情報を提供するものです。

◇当スコアカードならびにベンチマーク調査の概要は⇒
http://www.samuraisourcing.com/service/benchmark/

日本の調達業務の礎づくりという観点から、調査は無料にて実施します。
調査にご協力頂いた方には、漏れなく、前回の調査・分析結果をまとめた
「2010年ストラテジックソーシングベンチマーキング調査報告書」ならび
に今回更新版を差し上げます。

ベンチマーク調査の回答は、2011年7月29日(金)を以って締め切りです
ので是非ご協力ご参加をお願い申し上げます。

調査のお申込みには、ご芳名、所属企業・団体でのメールアドレス、貴社
名、部署名、電話番号を明記の上、タイトルを「ベンチマーク調査申し込
み」として、このメールへの返信で構いませんので弊社宛ご連絡下さい。
当調査に関する質問などがございましたら、このメールへの返信で構いま
せんので弊社宛ご連絡下さい。

※今回の調査は、所属企業・団体の調達・購買・物流関連業務に携わって
いる方向けに行っているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、
コンサルティング会社、ソリューション提供会社など同業他社様からの申
し込みにつきましては、お申し込みをお断りさせて頂く場合がございます
こと、ご了承願います。

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【貴社の取組事例や優良サプライヤ様を無料で応援させて頂いています】

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ライヤ様について、情報をお寄せ下さい。

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【編集後記】

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

必要に迫られ、これから様々なクリーンエネルギーの開発が進む気がしま
す(山本)

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