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【環境調達.com 第20号 2009.11.5】
水を使わずに印刷、VOCや廃液の回収・処理を解消する水なし印刷

【環境調達.comへのご関心アンケートへのご協力のお礼】

環境調達.comへのご関心アンケートにご協力頂いた方はありがとうござい
ました。結果は、

読者ではないが、環境負荷低減の商品・サービスの開発事例希望   50%
読者で、環境負荷低減の商品・サービスの開発事例を期待     33%
読者ではないが、環境負荷を低減する優良なサプライヤの記事希望 17%

となりました。5:1でLeanでGreenな製品・サービスの開発事例の紹介とい
う事なので、このアンケートの結果の比率に合わせて、今後の記事を構成
していきます。

規模は小さいですが、これも、今流行りのお客様と一緒に開発を進めるコ
ラボレーション・イノベーションの一つと言えましょう。

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【環境調達.com 新着トピックス】

先週リコーが水を使わずに、汚れを除去する技術により、環境負荷の解消
とコスト削減につなげた事例をご紹介しました。印刷の世界にも、水を使
わない技術があるのをご存知ですか?今回は水を使わない印刷技術、水な
し印刷を取り上げます。

水無し印刷は、文字通り水を使わずにオフセット印刷する技術です。オフ
セット印刷は、現在の印刷物で多く用いられています。オフセット印刷は
油性インキと水とが互いに反発し合う性質を利用し、印刷しない部分に水
を付け、インキをはじく事で、思い通りの画像を印刷します。

そのため、これまでのオフセット印刷では、大量の水を必要としていまし
た。また、用いる水の表面張力を調整するなどの目的で、揮発性有機化合
物(VOC: Volatile Organic Compounds)であるエッチ液、IPA(イソプロ
ピルアルコール)などの物質が添加され、これらは大気汚染の要因として
規制され、印刷後生じる廃液は、特別管理産業廃棄物として回収が義務づ
けられています。

水なし印刷では、水の代替としてシリコン層を印刷版上に形成し、インキ
を弾かせ、印刷します。そのため、水やVOC、廃液が生じませんので、こ
れらによる環境負荷、また廃液の回収の手間とコストが大きく削減されま
す。

また、水なし印刷は、インキが水でにじまないため、網点など点のひとつ
ひとつがくっきりと再現され、精細な仕上がりの印刷に適している、多色
刷りや再版物などでの色の再現が非常に安定するといった品質面のメリッ
トもあります。

しかし、日本国内の水なし印刷の普及率は、10%にも満たないようです。
水を使わない分、版面に付着した紙粉・パウダー・インキかすなどのゴミ
が付きやすく、取れにくい。汚れや着肉不良を防ぐために、適正な版面温
度を管理が必要といった問題があります。また、他の環境対応と同じく、
版やインキなど資材コストが高いため、現像液や廃液処理コストの削減を
含めたトータルでの評価が必要といった面もあります。

最近、印刷物に黄色の花の上に濃いオレンジ色の羽が美しい蝶のマークを
見かける事が増えたと思いませんか?これは、その印刷物が水なし印刷で
印刷された事を示すバタフライマークです。技術的な課題や資材コストと
いった問題は、技術の普及と共に対応するメーカが増える事により解決す
る問題と考えられます。また、VOCや環境負荷の削減の要請と相まって、
これらのデメリットの解消が進むと予想される事から、水なし印刷はこれ
からの印刷技術と考えられるでしょう。

※以上は、掲載企業や一般に公開されている情報を基に、参考情報として、
弊社の視点で編集したものです。掲載企業との取引や契約については、あ
なたの判断に基づき行って下さい。掲載企業との取引や契約についてのト
ラブルについては、弊社では一切責任を負いませんので、あらかじめご了
承下さい。

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【株式会社 戦略調達 最新トピックス】

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【貴社の取組事例や優良サプライヤ様を無料で応援させて頂いています】

弊社では、企業規模やブランドに関わらず、本当に良いモノが売れる社会
に微力ながらでも貢献したく、弊社が評価する環境負荷を低減する商品・
サービスの開発事例や優良サプライヤ様について、この環境調達.comや、
弊社のお客様や調達・購買部門の方々などに対する弊社からの情報発信を
通じて無料でご紹介させて頂いています。

是非、貴社の環境に配慮した優れた商品・サービスの開発事例や優良サプ
ライヤ様について、情報をお寄せ下さい。

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2.実際に環境負荷を低減するもの
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といった条件を満たす商品・サービス、サプライヤ様です。

この三点を弊社が評価できるものであれば、お寄せ頂く情報の様式は自由
です。環境負荷を低減する優良商品・サービスの開発事例やサプライヤ様
の情報は、このメールにご返信頂くか、ms1@samuraisourcing.com宛にお
送り下さい。評価やご紹介にあたって料金は頂戴しませんので、是非ご連
絡頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

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    * 役職名
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をご記入の上、ms1@samuraisourcing.com 宛に、もしくはこのメールの返
信にてお申し込み下さい。

※当資料の配布は、調達・購買・物流関連業務に携わっている方向けに行っ
ているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、コンサルティン
グ業やソリューション提供業の方の申し込みについてはお断りさせて頂き
ます。ご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

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【株式会社 戦略調達からの他の情報提供のご案内】

■調達・購買部門のマネジメントblog 「調達・購買部門の縦と横」
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2.体系化、3.実践という弊社独自の視点により、ブログ形式でまとめ、弊
社サイトにご登録頂いた方に限り公開しています。詳細はこちら⇒
http://samuraisourcing.com/knowledge/blog/

※「調達・購買部門の縦と横」は、調達・購買・物流関連業務に携わって
いる方向けに行っているため、企業・機関・団体様を特定できない場合や、
同業他社様からの申し込みにつきましては、お申し込みをお断りさせて頂
く場合がございますこと、ご了承願います。

■コスト削減・経費削減のヒントを無料でお届けする「週間 戦略調達」
調達・購買業務のマネジメント、戦略調達のプロフェッショナルが、最新
のトピックスから、調達・購買業務におけるトレンド、業務への影響を解
説。調達・購買業務とそのマネジメント、コスト削減・経費削減のヒント
を無料でお届けするメールマガジン。毎週火曜日発行。
ご登録・詳細はこちら⇒ http://samuraisourcing.com/knowledge/weekly/
                
■調達・購買プロフェッショナル登録
当制度は、弊社でのポジションの有無に関わらず、調達・購買業務でキャ
リアを形成したいという方々に、希望する調達材カテゴリやご経歴などを
伺い、適したポジションの募集が生じた場合に、優先的にご登録頂いた方
へ働きかけるものです。

ご登録頂いた方には、定期的情報提供やトレーニング、各人の研鑽を目的
としたディスカッションセッションなどへのご招待といったメリットがあ
りますので、是非ご登録をお願いします。詳細はこちら⇒
http://samuraisourcing.com/recruit/recruit/entry.html

■「月刊 戦略調達」のご案内
弊社では、弊社からのお知らせや弊社の調達・購買業務、部門マネジメン
トに関するトピックをお送りする「月刊 戦略調達」を発行しています。
「月刊 戦略調達」は、臨時号を除き月刊で発行する予定です。

「月刊 戦略調達」のご購読をご希望の方は、件名を「月刊 戦略調達配
信希望」とし、
  1) 貴社名
  2) 貴部署名
  3) お役職名
 4)お名前
  5) ご所属先メールアドレス
 6) お電話
  をご記入の上、ms1@samuraisourcing.com 宛にメールにてお送り下さい。

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【弊社のお勧め】

■『 中国調達とものづくりの現場から』(メルマガ)
バイヤーキャリア15年、中国調達7年の産機部品バイヤーのZhenさんの中国
調達実践論。その視点は、中国調達だけでなく、すべての調達に通じます。
無料購読はこちら⇒ http://www.mag2.com/m/0000241825.html

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【編集後記】

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

印刷は7世紀頃からある技術ですが、今回の水なし印刷のように技術革新
がまだまだ起きている分野です。鳩山由紀夫首相の国連気候変動首脳会合
での温室効果ガスを1990年比で2020年までに25%削減を目指すとの演説に、
技術革新をリードすべき産業界を中心に「無理」との声が寄せられていま
す。

無理と言ってしまえば、技術革新は終わり。この野心的な目標を無理の一
言で片付けるか、これからの企業経営の与件として対応するかで、10年後
その企業が存続できるかどうかが分かれると思います。(山本)

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【環境調達.com】
■発行者 株式会社 戦略調達 中ノ森 清訓
 www.samuraisourcing.com
■発行日 毎週木曜日+随時
■創刊 2009/6/22
■ご意見、ご感想、お問い合わせは⇒ ms1@samuraisourcing.com
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  ご感想をお寄せ下さい。(このメールへの返信でできます)
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